新型コロナウイルス感染拡大を受け、外出自粛を余儀なくされる中、「ステイホーム」は新たなライフスタイルが定着するきっかけとなりました。
対応策として広がった「新しい生活様式」=「新しいライフスタイル」は、今や私たちの日常となりつつあります。
そんな中、いままで当たり前としてきた「価値観」や「生き方」を見つめなおす機会にもなった方も少なくないのではないでしょうか?
例えば、よりよい生活環境を求め地方への「移住」を考えるようになった方もいるかもしれません。
「定年後は温泉がある県でのんびり過ごしたい」、「海がある県へ引っ越して毎日マリンスポーツを楽しみたい」、「自然豊かな県で農業にチャレンジしてみたい」など、移住したい理由も人それぞれあることでしょう。
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今回は、認定NPO法人ふるさと回帰支援センターが発表したデータをもとに、移住希望者に人気の県をランキング形式でご紹介します。
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第1位: 静岡県
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2020年度のふるさと回帰支援センター窓口相談者が選んだ移住希望地ランキングで、
第1位の「静岡県」は、全世代に人気の地域です。
静岡県は、日本のほぼ中央に位置していることから、東京方面へも、関西方面へもアクセスしやすいのが魅力です。首都圏との近さと、交通の便の良さ。東海道新幹線や高速バス等も充実していて、「移動もしやすさ」は、多くの世代から指示されているポイントです。
お茶の生産地としても知られています。全国の茶園面積の4割を占め、緑茶の出荷額も全国の6割%を占めるなど、日本一の茶どころです。県内には、スズキ、ヤマハなど大手企業の本社もあり、仕事が見つかりやすい環境となっていることも、
移住先として人気が高い理由の一つでしょう。
また、日本の象徴であり、世界の人々をも魅了する富士山があります。真っ白に雪化粧した冬、雄々しい山肌がいっそう雄大さを引き立てる夏、紅葉に染まる秋など、様々な表情を楽しむことができま す。
年間を通して過ごしやすい気候で、雪に悩まされることがないのも魅力のひとつです。
温暖な気候と合わせ、優しく穏やかな人柄の人が多いことでも知られています。温厚な人間関係を築きやすいことも、移住者にとっては安心できるポイントではないでしょうか。
第2位:山梨県
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ランキング第2位は、山梨県でした。山梨県も富士山がある県として有名です。大手芸能プロダクションのアミューズが本社を山梨県へ移転すると発表したことでも、話題となりました。
山梨県は、富士山をはじめ、八ヶ岳や南アルプスなどの雄大な山々に囲まれ、清里高原、河口湖、山中湖など美しい自然がたくさんあります。澄んだきれいな空気、四季折々の自然を感じながらのびのびと暮らせるのが山梨県の魅力です。
交通面では、時速500㎞のリニア中央新幹線も注目を集めています。2027年には東京都~名古屋市間で営業運転を開始する計画されており、山梨県内にも新駅が開設される予定です。山梨~東京を約25分ほどで結ぶことができれば、大都市との交流、新たな観光客の誘致、企業の山梨進出等が期待されています。
なお、甲府市では遠距離通勤・通学定期券購入補助制度も用意しており、山梨県へ移住して県外通勤もしやすい環境が整っています。
子育ての不安や負担を軽減させるさまざまな取り組みも、行われています。例えば、女性の社会進出に伴って出産後も働き続ける女性が増える中、子どもの病児サポートとして、県内全域での「病児保育施設利用」が可能になっているようです。
安心して働くことが出来る環境を県をあげて整えようとしている姿勢も、移住希から人気を得ているポイントなのでしょう。
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第3位:長野県
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ランキング第3位は、長野県でした。
標高3000m級の山々に囲まれた雄大な自然、清涼な空気や澄んだ水が魅力の地域でありながら、東京や名古屋などの各主要都市からも200km圏内の距離にあり、高速交通網の結節点という利便性も兼ね備えています。また、軽井沢のような高級別荘地、スキー場、温泉地、農業と、様々な分野で魅力的であり、移住の人気地域、上位の常連県としても知られています。
どこを見渡しても山に囲まれている長野県ですが、農業が盛んで野菜の出荷量全国1位なのはご存じでしょうか?
レタス・松茸・水わさびなどが、出荷量全国1位です。地元のスーパーには新鮮な地場野菜が並ぶほか、県内産の果物を使ったジャムなどオリジナル商品も充実していて、地元のみならず観光客にも人気があるそうです。
また、移住希望者たちの間で、長野県が人気となっている理由は、UIJターン就業・創業移住支援事業を行い、移住者の受け入れを積極的に行っているからでもあります。
各市町では、移住体験ツアー、移住セミナー、農業ワーキングホリデーなどのイベントも開催しています。
移住先としては、松本市や富士見町がよく選ばれているようです。すでに多くの先輩移住者がいる為、新しい人を受け入れる土壌が既にあり、移住者が馴染みやすい環境となっていることも人気の理由です。
自分の理想とするライフスタイルに合わせて移住プランを検討できるのも、長野県ならではの移住の魅力なのではないでしょうか。
第4位:福岡県
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ランキング第4位は、福岡県でした。
福岡県は、都会と自然の両方が揃っており、暮らしやすい街として知られています。福岡市内には有名企業が集まるビジネス街もあり、仕事も探しやすい環境があります。
九州の北に位置し、国内外の交通の結節点であり、アジアの玄関口でもあります。福岡空港と北九州空港があり、国内外に向けて就航しています。特に、福岡空港は博多駅から地下鉄で5分という近さ。博多港をはじめとする複数の港もあり、韓国(釜山)への定期航路もあります。
さらに、日常の公共交通機関も充実し、通勤・通学、買い物での移動など、快適でとても便利な県です。福岡県は、東京、名古屋、大阪よりも地価や物価が低く、自然のすぐ近くに都市型の商業施設等が集積するなど利便性も良く、ゆとりのある生活ができるのが魅力です。
英国モノクル誌の「世界で最も住みやすい25の都市ランキング」に選ばれているほどです。このランキングは、犯罪率、医療制度、公立学校、景気、公共交通網、緑地スペースの広さ、文化への取り組み、日照時間、電気自動車の充電スポットの数、新規ビジネスの立ち上げやすさなどを評価指標にされています。
また、子育てをしながらも働きやすい職場づくりを目指す「子育て応援宣言」も行っていることから、ファミリー層の移住者たちからも人気があります。「子育て応援の店」など、安心して子どもを生み育てることができ、次代を担う子どもたちが健やかに生まれ育つことができるように、地域全体で支え応援する社会づくりを進めているようです。
第5位:宮城県
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ランキング第5位の宮城県は、東京から新幹線で1時間半の距離にあります。
日本三景に選ばれる松島や蔵王山など豊かな自然が織りなす絶景、杜の都と称される仙台市、仙台城跡、白石城などの観光スポットも多いことで有名な県です。
県内には、秋保温泉、鳴子温泉など温泉スポットも多く、のんびりと癒されたい人たちの間で人気が高い移住先です。仙台七夕まつり、SENDAI光のページェント、くりこま 山車まつりなど、大きなイベントもいろいろと開催されているので、移住したら楽しく暮らせることでしょう。
東北地方と聞くと雪深いイメージがあるかと思いますが、宮城県の山沿いは積雪量が多いものの、仙台をはじめとする太平洋側は積雪が少ない特徴があります。冬でも比較的温暖な気候で、仙台では降雪が一週間残存することはほとんどないと言われている地域です。
夏も海からの風で比較的涼しく、真夏日や熱帯夜になることが少なく、極端に暑かったり寒かったりすることのない過ごしやすい気候です。
そんな、宮城県では、さまざまな市町村で移住体験をすることができます。
白石市では市内に2つの移住体験施設、女川町では最大30日間滞在することができるシェアハウスが用意されています。
また、石巻市には移住を検討している方をサポートする、「移住コンシェルジュ」がいます。移住してみたい方や移住したばかりの方を対象とした方に向け、様々なサポートがあることも心強いのではないでしょうか。
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第6位:広島県
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ランキング第6位の広島県は、中国・四国地方最大の都市で、大都市とされる政令指定都市のひとつです。世界文化遺産の嚴島神社、原爆ドーム、広島平和記念資料館などでも有名な県です。
広島グルメの代表「お好み焼き」は、大阪風のお好み焼きとは違い、薄い生地に麺や野菜などを重ねて焼く為、食材が重なり合った食感や味わいを楽しめます。「広島焼」「広島風お好み焼き」と呼ぶのは県外に住む人だけ…とのことです。
さらに、海の幸である牡蠣、タイやアナゴやサワラなど瀬戸内の海の幸が年間を通じて味わえます。旬の新鮮な魚介を使った刺身料理や天ぷらの店が市内各所にありますし、山菜やキノコなど山の幸も豊かです。
そんな広島県の沿岸部は、中国山地の南側に位置することから、年間を通して温暖で降水が少ない穏やかな瀬戸内海式気候です。気候に恵まれた土地柄もあり、県民性としては、陽気で明るいく、社交性にも富んでいるようで、他の地方から引っ越してきた人とも、比較的すぐに打ち解けて仲良くなれるようです。
なお、広島東洋カープは、広島人にとって「暮らしの一部」とも言われるほどの人気です。ホームグラウンドの「マツダスタジアム」は家にいる気分で寝そべって試合を楽しめたり、バーベキューができるテラス席などなど、さまざまなスタイルで野球観戦を楽しむことが出来き、県民に愛される魅力の施設です。広島東洋カープの応援でも分かる通り、郷土愛が深いのも広島人の大きな特長と言えるのではないでしょうか。
広島には、片道交通費支援制度があり、首都圏から移住する際に交通費の一部を補助してもらるようです。移住を検討する際には、ポイントになる方もいるのではないでしょうか。
第7位:北海道
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ランキング第7位は、北海道でした。
北海道といえば、知床、流氷、摩周湖などの雄大な自然をイメージされる方が多いことでしょう。
北海道は、比較的物価が安く、のびのびと過ごせることから、子育てにも最適な環境です。
広大な土地で農業をしたい方、スキーやスノーボードなどのウインタースポーツを楽しみたい方たちの間でも、
人気の移住先となっています。
第8位:和歌山県
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ランキング第8位は、和歌山県でした。
和歌山県は、みかんの生産で有名な県ですが、それ以外にも温泉や自然など魅力がたくさんあります。
県内には、熊野那智大社、熊野古道、和歌山城などの観光スポットも多いです。
また、和歌山県では、県外からの移住者に対する手厚いサポートも行っています。
東京圏在住は移住者は、最大で100万円までの移住支援金の支給が受けられる制度もあります。
引っ越し費用など金銭的に不安がある方でも、気軽に移住しやすくなるのではないでしょうか。
第9位:神奈川県
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ランキング第9位は、神奈川県でした。
神奈川県は、港町、工場地帯、観光地などさまざまな魅力がある県です。
みなとみらいや横浜エリアではおしゃれで都会的な暮らしができますし、湘南エリアではマリンスポーツが楽しめます。
県西エリアには、小田原城、箱根、芦ノ湖などの観光スポットがたくさんあります。
神名川健は東京都に隣接していることから、都内へ通勤する方も多いです。
交通アクセスも良く、商業施設もたくさんあります。
移住へのハードルが比較的低いのが神奈川県の良いところです。
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第10位:群馬県
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ランキング第10位は、群馬県でした。
群馬県は、草津温泉、富岡製糸場、めがね橋で有名な碓氷峠などがある県です。
尾瀬国立公園、吹割の滝など自然の魅力が感じられる観光スポットもいろいろとあります。
県庁所在地の高崎市から東京駅までは、新幹線で50分ほどの距離の為、
東京在住者でも、仕事を変えることなく、移住しやすいのが群馬県の良いところです。
その他
第10位以下のランキングについては、以下の通りです。
・第11位 岐阜県
・第12位 茨城県
・第13位 栃木県
・第14位 福島県
・第15位 長崎県
・第16位 宮崎県
・第17位 富山県
・第18位 山口県
・第19位 愛媛県
・第20位 鹿児島県
第11位の岐阜県は、世界遺産の「白川郷」がある県として有名です。
第12位の茨城県は、魅力度ランキングで最下位の常連県ですが、移住したい県としては人気の件です。
第13位の栃木県、第14位の福島県など、比較的東京に近い県も人気があります。
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移住したい県ランキングのまとめ
今回は、ランキング別に移住したい県をご紹介しました。
堂々の第1位は「静岡県」でした。
第2位には山梨県、第3位には長野県がランクインしており、自然環境に恵まれた県が移住先として人気です。
もちろん、全ての県にさまざまな魅力があります。
気になっている県があれば、その地域の魅力を、ぜひ集めてみてください。
なお、移住を検討されている方は、お仕事情報についても調べておくことをお勧めしています。
移住先で仕事があれば、生活費の問題もクリアでき、移住への不安も1つ解消できるためです。
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